プロフィール

１回目の結婚は恋愛結婚でした。そして、当時真面目だった(過去形です(笑))私は初体験のお相手と結婚。

しかし、時間が経つにつれ相手に対する不満が増え続け、最終的には常にお互いイライラ状態でした。

人間力も未熟な年齢だったこともあり、最悪なことに子供にまでイライラをぶつけてしまう始末。

そんな状態でも「子供のためを思うなら両親が揃っていた方が良い」という前妻の意見もあり、しばらく不仲ながらも一緒に生活をしていました。

しかし、ある日離婚を決意する決定的な出来事が…。

それは私が子供を叱った時のことです。

いつものように叱っただけのはずが、叱られた我が子が恐怖のあまり目の前でガタガタ震えていたんです。

衝撃でした。

無意識とはいえ、子供にそれ程の恐怖心を与えてしまった事がとても恐ろしく、これ以上この生活を続けてはいけないと自覚した瞬間でした。

今でもその時の事は鮮明に覚えています。

子供が社会人になる前にその時ことを聞いてみましたが、覚えてはいませんでした。

ですが、子供に辛い経験をさせてしまったのは事実。反省してもしきれない出来事です。

もちろん中には、不仲な夫婦でも時間をかけて仲を取り戻すことが出来る人たちもいます。

子供のことを第一に考え、自分の感情をグッと押し殺し、夫婦仲を悪くしないように我慢し続ける道を選んだ人だっています。

ただ、子供に怖い思いをさせてしまう程であれば、取り返しのつかない方向に向かう恐れもあるので、一緒にいるべきではないとその時の私は決断しました。

そんな経験があるので、一度は「生涯独身」を決意しました。

それこそ生涯を共に過ごすビジョンがはっきり見えて、確信出来るくらいの人が現れない限り、再婚はあり得ないと思っていました。

そうしてしばらくの間、「再婚は考えられない」と言い続けていましたが…本当にいるものなんですね『運命の人』って。

ネットを通じ知り合い、初めて会ったその日にビビッと来ました。

「ビビッと」という表現が正しいのか分かりませんが、体に電流の様な何かが流れたような『特別な感覚』があったのを覚えています。

その後、数年交際をしたのち「生涯を共に過ごせる確信」がもてたので再婚する事に。

現在、妻とは仕事もプライベートも常に一緒。

四六時中顔をあわせていますが、ケンカする事もほとんどありません。

子供にも恵まれ、今では友達に「絵に描いたような幸せな家族だね」と言われるくらい円満な家庭生活を送っています。