『近頃一人でいるのがなんだか淋しいな。…出会い探してみようかな。 若い人たちはスマホで簡単に恋人や結婚相手や仲間を探しているみたいだけど、さすがに50代じゃ無理? 』 と半分あきらめ気味のあなた。ここにたどり着いてラッキーですよ。
きっと50歳からの出会い探しを自分がすることになるなんて思いもしなかったのではないでしょうか。こういう話って恥ずかしくて友人にも相談しにくかったりしますよね。
でも安心してください。この記事では50歳からの出会いを見つけるのにおすすめの方法をご紹介しちゃいます。そして久しぶりの出会いの場で、失敗しないための3つの注意点も男女別にまとめてみました。
50歳からの出会いはどこで見つける?
職場や住んでいる地域など日常の中に出会いがないのなら、やはりネットを利用するのが一番です!
一昔前は「出会い系サイト」と聞くと“怪しい”“危険”というネガティブな印象が付きものでしたが、これだけ数多くのサイト、アプリが存在する最近ではもはや“身近で珍しくないこと”という見方に変わりつつあります。
もちろん全く顔も知らなかった人たちと出会うので、時々ちょっとしたトラブルはあるようですね。よく聞くのが既婚者がまぎれこむこと。
便利な出会いの場ではありますが、少しだけ自分でも注意が必要そうです。だからと言ってネット出会い=怖いと思ってしまっては出会いの場自体が狭くなってしまうので、きちんと相手を見極めることが大事ですよ。
ネット上で見つけられる主な出会いの場は色々あります。
- 習い事
- ボランティア
- サークル
- マッチングアプリ
- 婚活パーティー
- 婚活サイト
- 結婚相談所
「出会いの場」とひとくくりにしてみましたが、当然“習い事”や“ボランティア”に集まる人と“結婚相談所”に通う人では目的が大分違いますよね?
これを読んでくださっている人たちの中でも「異性と出会いたいけど、結婚まではちょっと…」という方から「今すぐにでも老後を共にするパートナーが欲しい!」と意気込んでいる方まで、その思いにはバラつきがあると思います。
というわけでこの後は皆さんの目的別に、おすすめする出会いの場についてみていきましょう。
目的は人それぞれ!50歳からの出会い
人それぞれ求めている出会いも、その出会いにかけている思いも違いますよね。
「人生でもう一度くらいステキな恋愛がしてみたい」
「近ごろ毎日に張り合いが感じられない…。自分の居場所が欲しい」
「今度こそ最期まで寄りそえる、価値観の合うパートナーと出会いたい」
情熱的で積極的に行動していける人たちがいる反面「なんだか淋しいから…」「このままずっと独りはイヤだし…」となんとなくモヤっとする理由から出会いを求める人たちもいます。
始まりは“なんとなく”でもいいと思いますし、実際の出会いを体験していく中で自分の本心が見えてくることもあると思います。
ですが本気で結婚したいと願う人たちの中に煮え切らない態度の人がいるのは失礼だし、本人にとってもいい状態とはいえません。逆に恋愛することを楽しみたい人たちの中に結婚願望むき出しの人がいると、重たいし引いてしまいますよね。
そういうミスマッチが起こらないためにも「自分の求める出会いってどんなものだろう?」と真剣に考えておくことが大切です。
最初は軽い交流目的のイベントなどから入り「とりあえずどんな雰囲気なのか試してみようかな」というノリでいいので、自分にぴったりの場所を探しあててくださいね!
50歳からの出会い【友活編】
恋愛や結婚はひとまず保留。今はとにかく新たな出会いが欲しいし、一緒に楽しい時間を共有できる仲間づくりがしてみたい。そんな方におすすめなのが習い事や社会人、シニア向けサークルです!
独身、既婚、性別に関係なくゴルフや登山、飲み会などを楽しんでいるうちに、気持ちもどんどん若返っていきそうですよね。新たな人脈も広がり情報交換などもしていくうちに、自分の今までのかたよった考え方や決めつけなどもはずされていくでしょう。
私の知り合いに60代の女性でとても若々しく細身のジーンズが似合う人がいます。そんな彼女は登山クラブに所属していて週末になるとまだ朝も暗いうちからおにぎりを作り、電車で他県まで登山を楽しみに行っているんですよ。
しかもリュックにはお菓子やアメを詰めて…。なんだか子供の遠足みたいで楽しそうですよね。そう、彼女が生き生きと魅力的に見えるのは、好きなことや人と一緒に過ごす時間を大切にしているからなんです。
もしかしたらみなさんも友活で知り合った方と、長いお付き合いになったり後に恋人やパートナーになる可能性だってあるかもしれませんよ~!
50歳からの出会い【恋活編】
恋人を探しているならマッチングアプリや適度な人数の合コン、BBQやハイキングなどの恋活イベントがおすすめ!ただパーティーなど複数人と同時に出会う場では、募集年齢層が50~57歳や56~63歳などあまり離れていないものがいいと思います。
特に50歳以降の女性の場合、募集年齢層が40~60歳など幅があると不利な場合があります。男性はどうしても若い女性に目がいきがちなので。だからといって、50代男性が10歳以上年下の女性と付き合うのもそう簡単ではありません。
男女共に、無理せず自然体で話せる相手が一番ですよね。年齢差があると話の内容もかみ合わなかったり、デートをすることになれば年上が毎回おごったりと苦労する面もあります。まずは気軽に、年齢層の近い集まりに参加してみましょう。
にぎやかな集まりが苦手な人は、マッチングアプリを活用してみてください。今やマッチングアプリの利用者は若者だけに限りません。アプリはバツイチや一人親のユーザー、年齢層の高いユーザーが多いところを探すといいでしょう。
アプリって、すきま時間に使えるしやっぱり便利ですよね。自分の条件に合う人を検索できるから的もしぼれるし!メールのやり取りができることになったら、それだけで気分がウキウキしそうです♪

50歳からの出会い【婚活編】
「婚活するなら一日でも若い方がいい!のん気に茶飲み友達や恋人づくりをしている場合じゃない。新たな出会いを探すなら、確実に結婚に結びつけたい…!」そんな方におすすめなのが、効率的に相手を探せる婚活アプリやシニア向けの結婚相談所。
ネット検索をしていると、50歳からの婚活には厳しい意見も多いと思います。「50代女性なら相手の男性は60代以降じゃないと難しい」「50歳以上の男性で年収300万円ぽっちじゃ誰も寄ってこない」「結婚が決まっても子供や家族から反対される」などなど。
ネガティブな意見に婚活を始める前から心が折れてしまいそうですよね。やはり結婚となると、出会いのハードルも上がってしまうのは否定できません。が、本気で結婚したいと思うのであればこんな意見に振り回されないことが一番です。
不安な方は身分証明書の提出が義務づけられている結婚相談所が安心ですね。費用は掛かりますが結婚相談所には結婚したい人しか集まりません。目的が同じなので成婚率も他の婚活サービスに比べると高いんですよ。
とにかく、婚活は行動あるのみです!いつだって今この時が一番若いですよね?あなたの大切な時間を将来のパートナーと出会うために、今、使いましょう!
男性が出会いの場で気をつけたい3つのこと
男性は女性よりも鈍感でロマンチストなところがありますよね。出会いの場では本人に悪気がなくても空気を読めずに、知らぬ間に相手を不快にしてしまうこともあるでしょう。男性が出会いの場で気をつけたい3つのことは以下の通りです。
- 自分よりもずっと年下の女性を求める
- 女性に家事や介護をしてほしいとほのめかす
- 女性と目を合わせたり、上手く会話することができない
順番に詳しく説明していきますね。
自分に見合わない若い女性を求める
男性は全体的に、自分よりも若い年下女性を恋人やパートナーに求める傾向が強いようです。3~4歳くらいの年齢差なら問題ないのですが、中には自分が50歳を超えていても20代、30代女性にアプローチをかける方もいるのだとか。
それでも当人同士が好き合っているのなら全然アリでしょう。女性の中にも、歳の離れた頼りがいのある男性が好みのタイプという人もいますから。けれど全く相手にされていないのにアプローチをかけ続けるのは、良い結果が望めないのでやめておきましょう。

男が若い女性を望むのは「自分の子供を産んでほしいから」という純粋な理由もあるよね。今まで子供をもった経験がない人ならなおさら…。出産する女性と違って“男はいくつになっても子供をつくれる”なんて軽く考えている人も多いだろうし。
それにしたって20歳も30歳も年下の女性にアタックするのは、ちょっと…。石田純一さんや加藤茶さんならともかく…歳が離れすぎているとお父さんにしか見えないこともありますからね。

若い女性を妻にするためには、それに見合った魅力が求められます。包容力があって見た目も若々しくオシャレだったり、紳士的なふるまいができ、話題が豊富でセンスのいいジョークが言えるなど…相当の努力が必要です。
一度冷静になってシニア世代に突入した自分がどんな世代なら必要としてもらえるかを見直し、受け入れるところから始めましょう。
女性を“家政婦”とみなす発言
特にシニア世代の出会いの場ではありがちですが、男性が女性に家事や介護をしてほしいと匂わす発言をするのは絶対にNGです!
男性が何の気なしに「やっぱり男の独り身じゃ、家のこととか老後の介護のことも心配で…」なんて世間話のように口にすることも、女性にしてみれば「この人、女を家政婦か何かだと思ってる?」と不快に思われてしまうこともあります。
まだお互いに気を許せる仲ではない段階から、うっかり相手に気持ちを考えずに発言をすることは避けた方がいいですよね。そして相手に寄りかかることや自分のメリットになることばかりを考えず、自分が相手のためにしてあげられることも考えてみましょう。
会話下手
男性に多いのが会話下手なタイプの人。女性と向き合っても目も合わせられず、気を遣った相手がかけてくれる言葉にぼそっと短く答えるだけ。いくらシャイな性格だとしても50歳を過ぎたいい大人がこれでは、相手にあきれられても仕方ありません。
とはいえ急に会話上手になるのは無理がありますよね。そういう方は一対一で女性と出会うより、まずはサークルや習い事などの集まりに参加するのがいいかもしれません。
たくさんの言葉を交わさなくても一緒に過ごす時間が長ければ、女性はあなたの雰囲気や人との接し方からあなたの人柄を判断してくれるでしょう。
また、自分から話すことは不得意でも人の話に真剣に耳を傾ける「聞き上手」になることはできるはずです。“目を合わせる”“うなずく”“質問してみる”など、できるところから努力してみるといいですよ。
女性が出会いの場で気をつけたい3つのこと
現実的で男性よりもコミュニケーションが得意な女性。しかし「口は災いの元」という言葉があるように余計なことまで口走らないよう気をつけなくてはいけませんよね。また、スキのない女性は男性から避けられがちですのでご注意を。
そして女性が出会いの場で気をつけたいのは次の3つです。
- 相手の財産や収入のことなどお金の話ばかり訊く
- グチをこぼしたり人の悪口を言う
- 「気が強そう」「プライドが高そう」と思わせる言動をする
それぞれ解説していきますね。
相手の財産や収入のことばかり聞く
これが婚活の場面なら、収入や資産の話も相手に失礼のない程度なら聞いて問題ないと思います。しかしあからさまに“財産目的”“収入を当てにしている”と思われたら相手の男性は不快に思い、あなたから離れていきます。
女性が男性から“家政婦”“介護要員”とみられるのを嫌うように、男性も自分のことを“ATM”と思われることを「冗談じゃない!」と思っているんですよ。
お金の話は大事ですが自分の目的ばかりに焦点を当てず、まずはせっかくご縁があって出会った目の前の人との会話、一緒に過ごす時間を味わい楽しむことをおすすめします。
グチっぽい口調
おしゃべり好きといえば男性より女性というイメージがあると思います。カフェやファミレスなどで、女性同士それぞれの家族や職場のグチを言い合う光景も珍しくないですよね。たまにならそういうストレス発散も必要でしょう。
ですが出会ったばかりの男性に、グチっぽいことをペラペラと話すのは悪印象でしかありません。
身内のことを「本当に一人じゃ何も決められない、どうしようもない息子で…」などと言ったり、その場に居合わせた人のことを指し「あの人、ちょっとさっきからノリ悪くないですか?」と眉をひそめて耳打ちしたり。
普段からグチや不満を自然とこぼしていると、大事な場面でもポロポロとこぼれてきてしまうものです。身に覚えのある人は、今から気をつけましょう。
「プライドが高そう」と思わせる言動
これは今まで仕事をバリバリこなしてきた、いわゆるキャリアウーマンタイプの女性がやりがちなことですね。いつの間にかその場をてきぱきと取り仕切っていたり、「私、決断力のない男って無理!」などとばっさりと切り捨ててしまったり。
そういう肩で風を切るような女性がタイプという男性もいるでしょうが、大多数の男性は「俺がいないと…」と思わせるような、自分を頼ってくれる女性を好む傾向にあります。

男はわりとナイーブな生き物なんだニャ。“サバサバ系”の自覚がある女性のみなさんは特に笑顔を意識して、なるべく柔らかい雰囲気で接してあげてほしいニャ!
出会いの場では男女共にお互いの立場に立った発言、ふるまいを心掛けたいですね。恋活にしろ婚活にしろ、ご縁があって出会った人たち。たとえ相手に異性としての魅力を感じなくても、人対人として礼儀を持って接しましょう。
恋人同士や夫婦のなれそめで「最初はなんとも思っていなかったのに…」なんてフレーズ、よく聞きますよね?人の出会いやつながり、気持ちの変化は予測できません。出会いは一期一会、大切に!
まとめ
- 50歳からの出会いの場はネットを活用し、年齢の近い募集を探す
- 友活、恋活、婚活など自分が求める出会いを明確にしておく
- 男性は出会いの場で無神経な言動をひかえ、聞き上手になれるよう努める
- 女性は出会いの場で男性の収入の話はひかえ、柔らかい雰囲気づくりを意識する
アラフィフ、アラカン(アラウンド還暦)などと呼ばれるように、現在の50歳以降の人は昔と比べて見た目も中身も若々しいですよね。「もうこんな年齢」と思わず、自分の人生経験に自信を持って新たな出会いに乗り出しましょう。
もちろん婚活に限らず恋活、友活からでもオーケーです。目的に応じたコミュニティーで人間関係を築いていくことからすべては始まります。「よしっ!」と思われた方は、さっそく気になる出会いの場を訪れてみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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